2011年09月05日

グリーンカーテンその後

ぼんやりしているうちに9月になってしまいました。
ブログを更新するどころか、頂いたコメントにもお返事せず放置してしまいました。
お恥ずかしい限りです。

8月にあったあれこれや、読んだ本について書きたいことはあるのですが、
ちょっと書けそうにないので(気分的に)、以前騒いでいたグリーンカーテンがどうなったかだけご報告します。

こんな感じです。
midori12.jpg

おかげさまで、立派に育ってくれました。
横から見ると・・・
midori13.jpg

そして、外から見ると
midori14.jpg
もうジャングル状態です。

このグリーンカーテンが節電に役だったかは不明ですが、
心はずいぶん癒されました。
「緑」の力バンザイです。

posted by そらいろのたね at 11:08| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記

2011年07月25日

フェルマーの最終定理

先週の土曜日、次男坊の高校の音楽3部(ギターマンドリン部・音楽部・吹奏楽部)の合同演奏会があり聴きに行ってきました。

午後5時20分に開開演して、終演が9時。
毎年のことながら、物凄いボリューム(音量ではありません、内容が)です。

家では決して見せない、弾けるような笑顔で歌い踊る次男坊の姿に思わず涙涙・・・。
しかし、彼はこれで引退ではありません。
これからコンクールと福島で開催される総合文化祭とOBとの合同で行われる定期演奏会と、まだまだ部活は続きます。
受験勉強は秋以降・・・できれば現役で大学に行って欲しいのですがちょっと無理かも。

さて表題の本。


面白そう、と思っていたのですが、期待を上回る面白さでした。
フェルマーの最終定理が証明されるまでに繰り広げられた、数学の天才たちの物語。
特に私の心を惹きつけたのはガロアの悲劇的な生涯と、日本人数学者の物語。

この本をほぼ一気読みしたあと、これで3度目となる「数学ガール フェルマーの最終定理」を一気読み。

やっぱり、難しくても、よく分からなくても数学の本は面白いです。
勢いで、しばらく挫折していた「大人のための数学」シリーズを読み始めました。
今度は第6巻「測る」がテーマ。
読み終えることが出来るか不安、でも、トライ。

posted by そらいろのたね at 16:00| Comment(1) | TrackBack(0) |

2011年07月14日

「プルトニウムの恐怖」他、高木仁三郎4冊

連日の猛暑日にかなりぐったりきています(気分的に)。

予定では、ベランダのグリーンカーテンが日差しを遮り涼やかな風を家の中に送ってくれるはずでしたが、ひょうたん、きゅうり、朝顔ががんばってツルを伸ばしているにもかかわらず、日差しを遮るまでには至っていません。やはり、ゴーヤを植えるべきだったかしらん。

それでも、ほとんどベランダに植物がなかった去年に比べたら、今年は数倍も過ごしやすくなっています。植物の力は偉大です。

さて、表題の本
2000年に亡くなった高木仁三郎さんの本。
企業や大学の研究者としての地位をすて、市民科学者として、プルトニウムや原発の危険性を訴え続けた方でした。
今、本屋には原発や放射能の危険を訴える本が山積みなのでしょうが、やはり読むなら高木さんの本だな、と思い家にあった4冊を年代順に読んでみました。








4冊されぞれに高木さんの思いが込められているのですが、病床で口述された、「原発事故はなぜくりかえすのか」からは、死を目の前にして、近い将来必ず起こるであろう原発事故をなんとしても防いで欲しい、という高木さんの叫び声が聞こえてきます。

我々はそれを防ぐことができず、最悪の事態を招いてしまいましたが
せめて、今後あるであろう、原発の是非に関する判断をさまられる場面において、世の中の雰囲気やマスコミの論に惑わされずに判断できるように勉強しておきたいと思うのです。
posted by そらいろのたね at 21:41| Comment(3) | TrackBack(0) |

2011年06月27日

井上ひさし、2冊

19日、夫と二人で娘の大学のオープンキャンパスを見に行ってきました。
私は、入学式と1年時のオープンキャンパス以来の3回め、夫は初めて。

予定では娘の作品も展示されるはずだったのですが、「間に合わなかった・・・」と前日に電話。別に驚きません、さもありなんと思っていましたから。

娘の作品はなくとも、工房をじっくり見学し、話題の新図書館、それから実はいちばん見たかった民俗資料館を見学できて大満足。別行動だった娘と昼食を食べ、作品制作の楽しさ、素材の美しさ等を生き生きと語る娘にひと安心し、楽しい一日が終わるあずでした。

が、しかし。
世の中そう甘くは無いようで、帰りにちょっと立ち寄った娘の部屋を見て愕然。
元々きれいな部屋ではないことは知っていたし、課題が終わらず切羽詰っていた時だから酷いだろうなあ、とも思っていました。だから、今回はあえて手を出さず、置き場所のない冬の布団とか毛布類だけを回収しタオルケットなどを置いてくるだけにしようと心に誓っていました。

此処から先はご想像にお任せします。
恥ずかしくて書けません。

私の育て方が間違っていたのでしょうね。

さて、今回は井上ひさしの作品2冊。

井上 ひさし
岩波書店
発売日:2010-12-18



「グロウブ号の冒険」は井上さんらしい風刺のきいた痛快冒険物語(ただし未完)です。
「ユートピア」の存在を示している詩の謎解きはされていて、多分あと一騒動で物語は終わりそうです。それとも、これから先とんでもない展開が待っていたのでしょうか?

もう、井上さんは亡くなっているので、どうあがいてもこの先の物語を読むことは出来ませんが、一緒に借りてきたもう一冊の本によって私なりの結末を得ることが出来ました。

「この人から受け継ぐもの」は吉野作造、宮沢賢治、丸山眞男など、井上さんが魅せられた人物についての講演、エッセイをまとめたものです。

その中の「ユートピアを求めて」と題された宮沢賢治についての記述。

地上にユートピアを求めると、そのユートピアは結局平等を目指すことになるから、そこの住人になったとたん不自由になり住人同士は喧嘩になってしまうだろう。だから、この世の中にユートピアが存在するとしたら、空間ではなく時間になかだ、と。
「時間を忘れている間が」ユートピアだと。

だから、グローブ号の登場人物にとってのユートピアは、なんだかんだと大騒ぎしながら謎解きをしたり、冒険をしている時間がユートピアであり、読んでいる私にとっては家事を忘れて本を読みふけっている時間がユートピアである、と。だから、結末はあってもなくても同じこと。



この本の結末は知ることはできませんが、
posted by そらいろのたね at 18:20| Comment(2) | TrackBack(0) |

2011年06月15日

子規、最後の八年

4月から、授業開始1時間前に登校するようになった次男坊のおかげで、早起きの習慣がつきました。おかげで、一日が長くなったような気がします。

当の次男坊は、朝の自習と部活動後の塾通いで、もうくたびれ気味で、今朝も「電車を一本遅らせるからあと10分寝る」とかなんとか言っていましたが、叩き起して家から追い出しました。

我ながら、なんてやさしい母親だろう、と思っております。
少し甘やかしすぎですか?

自分で決めたことは自分で実行させる、か、
目標を達成させるために親として協力していく、か、
私は迷わず、協力します。

問題は、家を出た子供たち。
もう20歳を過ぎた2人を放っておけなくて困っています。特に大学3年の娘。
電話するたび、あーしろ、こーしろ、と事細かに捲くし立てては反省しています。
だから、最近は意識して連絡しないようにしています、寂しいけど。

さて表題の本。
関川 夏央
講談社
発売日:2011-04-02


正岡子規が28歳で発病してから、亡くなるまでの8年の記録。

NHKのドラマ、「坂の上の雲」で予習してあるので、非常に分かりやすく読めた。
子規、といえば俳句、といイメージが強かったが、短歌の革新運動に力を注いだ。
伊藤左千夫との「調」についての論争は特に印象的だった。

あと、私の興味はやはり漱石。漱石が子規との手紙のやりとりで「現代日本語の書き言葉」
を確立した、と件も興味深い。

一気に読めて面白い本です。
posted by そらいろのたね at 10:23| Comment(4) | TrackBack(0) |

2011年06月09日

新釈現代文

日曜日、ホームセンターへ行き、きゅうりネットを購入しベランダにセットしました。

これでグリーンカーテンの準備は万端、と言いたかったのですが、今年は天候が不順なせいか、朝顔がなかなか大きくなりません。一緒に蒔いたきゅうりは元気よく育っているのですが・・・。仕方がなく、朝顔の種を再度蒔いて、ひょうたんの苗も植えました。

ホームセンターにはゴーヤの苗が所狭しと並んでいるのだからゴーヤを植えれば良いのですが、
何分、素直な性格ではないので。

さて、表題の本。

実家の父が、高3の次男坊に読ませてはどうかと勧めてくれた本。

「伝説の大学受験国語参考書」だそうです。
私が生まれる前に刊行されています。私が読んだ限りでは、特別古臭くもなく、問題文として取り上げられている文章も興味深く、教養書として面白く読めます。

ただ、我が家の受験生、このような本を読む時間はなさそうです。
だって、まだ部活動を辞めていません。
それどころか、これから8月にかけてコンサート、コンクールで忙しくなります。

ここまできたら、最後まで全力で歌って欲しい、そう思っています。
posted by そらいろのたね at 20:21| Comment(2) | TrackBack(0) |

2011年05月22日

数学ガール/乱択アルゴリズム

ご無沙汰しました。
元気がある時も無い時もありましたが、今は元気です。

今、一番の関心事は「節電」です。
春の計画停電では、仕事や子どもの通学に多大な影響がでました。
夏に停電があったら、もっと大変なことになりそうです。
だから、家中のコンセントを引っこ抜き、余分な照明を消し、西日が当たる窓にはサンシェードを掛け、南側のベランダではグリーンカーテンを作るべく朝顔ときゅうりの苗を育て・・・なんとか20%ぐらい電力消費量をカットしたいと考えています。
もちろんPCの設定も省エネモードしました。

さてさて、表題の本。
結城 浩
ソフトバンククリエイティブ
発売日:2011-03-02


3月ごろ読みました。ブログを休んでいた時期唯一読み終えた数学関連の本です。
日々の暮らしに追われていただけでなく、だんだん理解不能になってほぼ投げ出していた「数学」ですが、ミルカさんのおかげでまたやる気が出てきました。
細々と続けた勉強も読み進める上で役に立っているように思えました。

それとも、今回読みやすく感じたのは、作者の結城先生が私のような「数学おばさん」のことを思ってより分かりやすく解説して下さったからかしらん(特に行列の部分などは)。

そういえば昨年の春休みには長男が「この本超ハマる」、と言って「数学ガール」1〜3巻を読んでいましたが、今年の春休みには現在高3の次男が4巻全部一気に読んでおりました(やはり現役高校生は理解力が違いますね)。いつの間にか「オイラーの贈り物」も次男の本棚に移動。
付け加えるならば、勉強大嫌いな娘も大学で一般教養課程の数学を履修したようです。

なんだか嬉しい。
posted by そらいろのたね at 16:37| Comment(3) | TrackBack(0) | 数学 本

2010年12月05日

大人のための数学第5巻「抽象への憧れ」(再び)

毎日、毎日バタバタしているうちに12月になってしまいました。
相変わらず人手不足は解消せず、可能なかぎり仕事場に出て働いています。
あまりの音信不通ぶりに、sanashiatoさんにご心配をかけてしまいました。ごめんなさい。
元気にやっております。

ただ、年末にかけてやらねばならぬ仕事が山積みでそのことを考えるだけで気持ちがブルーになります。
だから今年は「大掃除やらない宣言」を早々と発表しました。まあ時間があれば本当はやりたいんですよ、でも、あれこれ中途半端になるよりはいいかな、って。

そんな事はさておき。
表題の本、大人のための数学第5巻「抽象への憧れ」再読しました。
1回目に比べ、位相空間のこと、コンパクト性、連結性のことが理解できた気がします。
ただ、最終章の「完備性と微分方程式の解の存在」はただ眺めただけになってしまいました。
これもまた宿題ということで。

さて次はどう進もうか考え中です。
そのまま第6巻に挑戦するか、新井紀子先生の研究ブログを読んでいると「測る(math stories)」も面白そう。積読になりそうだけど両方頼んでしまおうかな。

「そんな時間があるなら大掃除しなさい!」という良心の声はとりあえず聞かなかったことにします。
posted by そらいろのたね at 17:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 数学 本

2010年10月30日

なっとくする集合・位相 (なっとくシリーズ)

土曜日。
新しいバイオリンが届きました。
このところ熱心にバイオリンを弾いている次男坊へのプレゼントです。

実は次男坊、小学生までバイオリンを習っていました。嫌々ながら。
でもそれは親が押し付けたものではありません。次男坊が、4歳の頃「ボク、ばおりん、やろっかなー。」と自分で言い出したのです。(何を血迷ったのか)

それから彼の苦難が始まりました。
もともとあまり器用ではないし、音感もないし。しかし、習い事を始めたたらには簡単に止めてはいけないというわが家の掟のせいで、小学6年生まで8年間続ける羽目に。

よほど嫌だったのか、最後の発表会が終わってから最近までバイオリンに触ることさえ無かったのです。それがここにきて急に目覚めてしまったのです。
小学生の頃使っていた小さい子供用のバイオリンで、こちらが注意しないと夜中まで一時間でも二時間でも弾いています。

それを聴いていたら何だかジーンと来てしまって。
そんなに熱心に弾くのなら、安くても大人のサイズのものを買ってやりたくなって。
馬鹿な親ですね。ますます勉強時間減りそうです。
ギターも弾いているし。

さて表題の本。
ようやく読み終わりました!


毎日短い時間を使いながらの読書ですから、前に読んだ内容を忘れて復習することしばしば。
しかし案外そんな読み方が良かったのか、時間がかかった割には全体的な内容がよく頭に入ったような気がします。

高校時代にベクトルや三角関数に感じていたような違和感をずっと「位相」というものに対していだいていましたが、「なっとくする・・・」を読み終えた今、その違和感はなくなりつつあります。

「距離」とか「近さ」とか「閉集合」とか「開集合」とか「写像」とか、私の頭の中でただの単語として詰め込まれた言葉が繋がりはじめました。
この勢いで、もう一度「大人のための数学第5巻」にトライします。
posted by そらいろのたね at 11:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 数学 本

2010年10月17日

猫の手・位相・バイオリン

色々ありまして、ご無沙汰しています。

家業の方が人手不足に陥り「猫の手」として働いています。
最低限の家事をする以外の殆どの時間を仕事場で過ごしていまして、パソ子さんの前でゆっくり過ごす時間が取れず、本を開くのも寝る前の10分程となっています。

それでも「なっとくする集合・位相」、半分くらい読み進めることができました。分かりやすい本である、と同時に一度勉強した内容である、というのが読みやすさに繋がっているのでしょう。

「大人のための数学」第5巻を読んでいて常に感じていた、
「位相の定義はわかるけど、それで位相って何?」
という疑問が解決できたのが、なによりの収穫。

そもそも数の集合や点の集合では、単に数や点が集まっているだけでなくその中に様々な「構造」を考えることができる。
数の計算ができるということを「代数的構造」、
差を問題として数同士の近さを考えたり、2点間の距離を考えることができるということを「位相構造」、
線分の長さを考えて、図形の面積を測ることができることをということを「測度構造」という。


この一文を読んだだけで「位相」がぐっと身近に感じられます。要するに基本的なことを知らなかっただけなのですが。

しかし、半径1の単位円で三角関数を考えたとき、高校時代からの三角関数に対する壁が一瞬にして消えたように、この一文は「そろそろ限界かも」と感じてきた数学の勉強への意欲を一瞬にして取り戻させてくれました。

ところで、最近我が家のギター少年に異変が生じました。
中間テスト前の部活休みを利用して、今回ギター少年が取り組んだのはなななんと、

バ・イ・オ・リ・ンるんるん

この話は長くなるのでまた今度。
posted by そらいろのたね at 11:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記